走ることは跳ぶこと
慶應の私の研究室では、アスリート用義足のデザインを研究しています。今日は北区にある障害者スポーツセンターに、義足ランナーたちの練習を見に行きました。 (more…)
慶應の私の研究室では、アスリート用義足のデザインを研究しています。今日は北区にある障害者スポーツセンターに、義足ランナーたちの練習を見に行きました。 (more…)
形を描こうとしてはいけない。構造を描くことによって自然に形が生まれる。
Do not attempt to draw figures. Figures naturally appear when we create a sketch of the structure.
学生の頃に漫画ばかり描いていたと言う話をすると、「シローとかオートモみたいなマンガでしょ」と言われるのですが、実はスポコンでした。 (more…)
今日は栃木まで自動車の骨を見に行きました。「骨」展のためにメーカーさんが一台分の骨を寄贈してくれることになったのです。
業界では溶接でつないだだけで、部品の組付けや塗装をしていない車体をホワイトボディと言います。スチールの色ですから白くはないのですが、書き込み前のROMを白ロムなどというのと同じく、ホワイトという言葉をからっぽの意味で使うようです。マッハ号も実は無塗装?
初夏のような日差しを浴びて輝く銀色の骨には、正直魅せられました。一緒に行った関係者一同感嘆。この骨をベースに組み上がった車もかっこいいんですけどね。栃木という地名とこのいいかげんな絵で車種までわかる人はかなり通です。
九代目玉屋庄兵衛氏は、特に大型のものは除いて、自作のからくり人形をすべてご自分の手で運ぶそうです。出向いた先での組み立て、調整、操作もほとんど他人に任せることはありません。
昨日の打ち合わせでも、玉屋さんは人形を抱えてひとりで現れました。場所は21_21 DESIGN SIGHT、実は草○君が裸になって捕まった公園の隣です。
大学と言うところは面白いところだ。機械工学を学んだこともなく、機械加工の経験もない大学院生に、作るべきものの意義を話し、スケッチを渡しただけでできてしまうものもある。
報告が遅くなりましたが、坂井直樹さんと勝間和代さん、お二人のブログにここを取り上げて頂いてから飛躍的にアクセスが増えました。2日間ほど、Livedoor Readersの注目度ランキングのトップにいたそうです。
坂井さんとは、20年ほどのおつきあいになりますが、今は同じ大学の教官でもあります。新年度になって忙しさが倍増し、ますますお世話になりっぱなしです。研究室がいつも定員オーバーの大変な人気教授です。
勝間さんには、先日、雑誌の対談に指名頂いて久しぶりに直接お会いしました。明晰な分析とわかりやすい言説は相変わらずでしたが、多くのメディアで活躍されるようになって、本当に美しく輝いていらっしゃいます。
「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」
古今和歌集の編者の一人、紀 貫之(きのつらゆき)は「土佐日記」という日記を書き始めるに当たって、書き手が女であるかのように擬装し、自分のことは「ある人」として登場させ日記を書き連ねました。いまさらながら、私もしてみむと思ったわけですが、気恥ずかしいものですね。人のふりしたくなる気持ちもわかります。
これまで自分からは、ほとんどネット上で発言したことのない私ですが、やってみようと思ったのは、5月に私のディレクションによる展覧会が開かれることになったからです。
その展覧会のタイトルは「骨」。12組の作家が参加し、5月29日から8月30日まで東京ミッドタウンにある21_21_DESIGN SIGHTで開催されます。