慶應義塾大学山中俊治研究室の作品「flagella(鞭毛)」

Bones,SFC,Sketches — yam @ April 25, 2009 8:35 pm

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大学と言うところは面白いところだ。機械工学を学んだこともなく、機械加工の経験もない大学院生に、作るべきものの意義を話し、スケッチを渡しただけでできてしまうものもある。

上の文章は「骨」展のカタログ用に、山中研究室の作品について私が書いたコメントです。ちょうど1年前、慶應大学SFCに来たばかりの私は、大学院生ふたりに「骨」展の企画を話し、私が思い描くロボットの簡単なスケッチを渡しました。そして、いくつかの機械設計の本と、何人かのロボットの専門家を紹介し、とにかく自分でやってみるように指示しました。

もちろんそう簡単に進むはずはありません。何から手を付けたらよいのかわからない日々が3ヶ月はあったでしょう。その間私は、無責任にただ言い続けたのです。

「びびるな。ともかく図面を引いて、金属を加工してみろ。」

今、多くの人に助けられて、彼らの設計したマシン「flagella(鞭毛)」は最終段階を迎え、私の部屋のデスクの上でうねうねと動いています。後は中村勇吾さんに習って見守ることにしましょう。

僕が出せる唯一のディレクションとしては「いっぱい頑張れ。」みたいな感じで進行中。いいのができるといいな~。できなかったらごめんなさい~。(nisshi.yugopより)

3 Comments »

  1. [...] 山中俊治の「デザインの骨格」 » 慶應義塾大学山中俊治研究室の作品「fla… こうして若手が育ってゆく! [...]

    Pingback by snabel » links for 2009-04-26 — April 26, 2009 @ 6:05 pm
  2. 29日の特別講義を聴講させていただいた者です。研究室の学生さんが、どのような過程を経て
    flagellaを設計、製作が出来るまでに至ったのか是非教えてもらいたいです。お願いします

    Comment by 渡部 — June 29, 2009 @ 11:07 pm
  3. [...] 大学院に進む学生とは、もう少し長いつきあいになりそうです。ほとんど独学のロボティクスでFlagellaを作り上げた二人は、ドクターコースに進みます。修士に進む学生のスポーツで鍛えた集中力と繊細な指先は、今後の活動の中心となってくれるでしょう。 [...]

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