本日の3時間目、「社会」のうけもちは私です
「骨」展関連イベントとしてサマースクール「デザインのコツ」が開催されています。小学校の授業になぞらえて、国語や算数、理科などの科目の授業がそうそうたる先生達の受け持ちで行われています。
この企画を考えたのは私ではなくて、コーディネーターの田中みゆきさん。科目の選定も先生への依頼も彼女におまかせ。その企画が進んでいくのを楽しくながめていたら、ある日、「社会をお願いできますか」と聞かれました。
ええっ、社会。
実は体育についでの苦手科目なのです。歴史も地理も嫌いだったし…。いやそれは無理だからと答えたのですが、「社会をやってくれる先生が見つからなくて」と困った様子。この人の困った顔はなんか有無を言わせぬ力があるんです。無言の圧力というか…。まあそのおかげで設営段階ではずいぶんいろんな方に無理を聞いていただいたのですが。
結局、社会の授業をやることになりました。今日の授業は1時間目が菊地成孔先生の音楽。2時間目は西野嘉章先生の美術。どちらもすごく楽しそう。で、17時からの3時間目が私の社会です。
先日の佐藤卓さんの「国語」はすばらしかった。デザイナーとして「ことば」をとても大切にしているのが伝わってきました。でも私が地理や政治経済の知識を皆さんに伝えるのはどう考えても無理なので、今回は「身の回りのかたちを描いてみよう」というテーマで、生徒のみなさんにいろいろ描いてもらうことにしました。かたちから入る「社会」もありじゃないかと。僕も模造紙を用意して、皆さんと一緒にばんばん絵を描いてみたいと思います。それって図工じゃんというつっこみはなし。
ワークショップに参加した者です。とても楽しい経験になりました!ありがとうございます。
質問タイムで『人間の手』をリクエストさせて頂きました。仕事(カメラのメカ設計をしています)等で、機械のポンチ絵に付随してそれを操作する手を描くのが苦手で嫌だったんですが、これからはちょっと楽しんで描けそうです。まだまだ練習が必要ですが。。。(^^;)
こんにちは、E-zukaさん。山中です。
昨日は参加いただきありがとうございました。
設計に携わっている人は、ポンチ絵の重要さを日頃感じていると思います。
機械ならうまくかける人も、人を描くには苦労しますね。
ときどき、自分の手を見て練習してみてください。