ワッハじゃないじゃん
今日の午後はプレスの内覧会でした。午前中はもうできることもなくて待つばかり、かというと全然そんなことはないのです。
「ワッハ・ゴー・ゴー」(明和電機 土佐信道作)が初めて会場で笑い声を発したのは、なんと内覧会の20分前でした。
先週、照明の確認やプレス用の写真撮影のために一度設置されたものの、全く笑わないまま、すぐに持ち帰られ、今朝になっても設置されていない。スポットライトを浴びて下半身だけが、やけにさびしい。
やきもきする展覧会スタッフの前で、「間に合うと良いねえ」とかいって動じていないふりするのもそろそろ限界。「ワッハ・ゴー・ゴー」ぬきでの内覧会を自分の中で組み立て始めたころに、突然運び込まれました。そして遂に笑ったのです。
・・・ワッハじゃないじゃん!!
かつてない衝撃。確かに笑っているんだけど、こんな臓腑をえぐるような笑い声は聞いたことがない。ボディの前面の車輪を操作していると、突然自分の頭のすぐ上で聞こえる地獄の笑い。「ごめんなさい、もうしません」て逃げ出したくなる…。
どんな笑い声なのかをここで伝えるのはちょっと無理なので、是非会場で聞いてみてください。土佐さんはやっぱり天才です。参りました。
というわけで内覧会は無事終了。大変好評でほっとしています。
(写真撮影:吉村昌也)
[…] 会期はちょうど「骨」展の最後の10日間に連動。「骨」展でWAHHAを見て感動した人は、もちろん、これから見る予定の人も合わせて行ってみてください。 […]