今日はGマークの審査副委員長としてビッグサイトへ。しかし、思うところあって辞任してしまいました。
で、時間ができてしまったので、ガンダムを見てきました。 (more…)
太い眉に大きな目、分厚い唇、ボリュームのある髪。臼井二美男さんの風貌は結構迫力があります。なんとなく「部族長」というような言葉が似合う、そんな風格。
それでいて、どこでお会いしても、いつも忙しく動き回っている臼井さんはパラリンピック日本選手団のオフィシャル・エンジニア。今、日本で一番頼りにされている義肢装具士です。 (more…)
昨日は休館日。
玉屋さんの「弓曵き小早船」の調整を見に行ったら、意外に深刻な様子。なんと朝になって、弓手の右の親指の部品が折れてしまったというのです。前日まではちゃんと動いていたのですが…。 (more…)
8月17日(月)14:00および16:00より、制作者の九代目 玉屋庄兵衛本人による「骨からくり『弓曵き小早舟』」 の実演を行うことが決定しました。
「弓曵き小早船」の操作は、船の横についている車輪をゆっくりまわすだけの、シンプルなものですが、実は非常に神経を使います。 (more…)
自分でいうのもなんですが、私は、「骨」展の会場を歩くのが大好きです。
私にとってここは小さな街みたいなもの。たった3ヶ月しか存在しない街でではありますが、私の大好きな建物があり、素敵なものが並んでいて、大切な友人達が住んでいます。
多くのアーティストが、この街のために全く新しい不思議な住人を作ってくれました。街のあちこちに、私が歩き回って集めた宝物もあります。途中で出会った、何人もの宝探しの名人が手伝ってくれて、ここに持ってくることができました。
建築家と一緒に区画を作り、柱を建て、家具を作り、ひとつ一つの看板の位置まで、何時間も話し合って決めました。アーティストの皆さんも楽しげに街作りに協力してくれました。
完成した街にはたくさんの人が訪れてくれました。お披露目の当日に動かなくなった住人もいましたが、みんな笑って許してくれました。
街では様々なイベントも企画され、コンサートや授業も行われ、たくさんの観光客の皆さんを迎えることができたのを本当にうれしく思います。多くの皆さんから、楽しかったという感想をいただきほっとしています。
さて、この町の存続期間も、残すところ2週間。まだまだイベント満載。私と企画チームがガイドを務めるツアーを行います。一緒に街を回ってみませんか。
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「骨」展企画チームのメンバーが、本展の企画意図や制作秘話を交えながら、それぞれの関わり方から各作品を解説します。
デザインの根幹という意味での「骨」や「骨格」という考え方をより深く知ることのできるツアーとなりますので、ぜひご参加ください。
8月19日(水)18:30-19:30
展覧会ディレクター 山中俊治
8月22日(土)12:00-13:00
展覧会アシスタントディレクター 檜垣万里子(LEADING EDGE DESIGN)
8月22日(土)15:00-16:00
参加作家 畑中元秀(takram design engineering)
8月26日(水)18:30-19:30
展覧会ディレクター 山中俊治
8月27日(木)18:30-19:30
会場構成デザイナー トラフ建築設計事務所
8月28日(金)18:30-19:30
展覧会コーディネーター 田中みゆき
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- 場所:21_21 DESIGN SIGHT 地下1階
- *開始時間前に1階エントランスにお集まり下さい。
- 参加費:無料(但し、当日の入場券が必要です)
最初は、グランドの隅の方から眺めていました。怖くもありました。「デザイン」などという言葉が入り込む余地がないのではないか。彼らの切実な状況に、デザイナーなど必要とされていないのでないか。
しかし、練習会に参加し、義足のアスリート達を見て、やはり本物は美しいと思いました。彼ら、彼女たちの走り、跳躍する様を夢中になってスケッチしました。
私がスケッチしているのを見て、ある選手が声をかけてくれました。 (more…)
今、慶應の山中研究室の学生達に、夏休みの特別研究プロジェクトとして「物理法則を実感できるプロダクト(実験キット等)をデザインする」という実験授業をやっています。 (more…)
実は私は、Macintosh PlusからMacを使っている、筋金入りのアップルユーザーです。1987年だったと思うのですが、友人のオフィスを手伝っていたときにplusに出会いました。今となっては信じられないことですが、ハードディスクのないマシン。OSである漢字talkのフロッピーディスクとアプリケーションディスク、文書などのデータディスクのそれぞれをmacの前に置いて、しょっちゅう入れ替えながらの作業でした。 (more…)