Mac plusからの日々
実は私は、Macintosh PlusからMacを使っている、筋金入りのアップルユーザーです。1987年だったと思うのですが、友人のオフィスを手伝っていたときにplusに出会いました。今となっては信じられないことですが、ハードディスクのないマシン。OSである漢字talkのフロッピーディスクとアプリケーションディスク、文書などのデータディスクのそれぞれをmacの前に置いて、しょっちゅう入れ替えながらの作業でした。 (more…)
実は私は、Macintosh PlusからMacを使っている、筋金入りのアップルユーザーです。1987年だったと思うのですが、友人のオフィスを手伝っていたときにplusに出会いました。今となっては信じられないことですが、ハードディスクのないマシン。OSである漢字talkのフロッピーディスクとアプリケーションディスク、文書などのデータディスクのそれぞれをmacの前に置いて、しょっちゅう入れ替えながらの作業でした。 (more…)
もう15年ほど前になります。私たちはアップルの本拠、クパチーノでインタフェース開発グループの人たちを前にプレゼンテーションを行っていました。その時に提案したのがこのDrawingBoardというMac OSのインターフェースデザインです。 (more…)
これをやったのは約1年前、Mac Book Air が発売されて間もない頃のことです。ある記事が賛否両論を巻き起こしていたので、自分の目で確かめてみたくなり、「骨」展の企画にもきっと役に立つと信じて、新品を分解しました。
実際に分解してみて、私はこのマシン内部のあまりの美しさに息をのみました。アルミのボディの内面は工芸品のような形状と質感に仕上げられており、ツールマーク(コンピュータ制御のマイクロドリルで削りだして製作された痕跡)が見事な紋様となっています。バッテリーはボディの内壁に合わせて曲面に成型され、ネジのタップも曲面に沿って斜めに切ってあるのです。無駄かどうかなどという次元ではなく、設計の常識から言うと信じられないような美意識が内部にも行き渡っていました。