博物館のようでもあり遊園地のようでもある
「骨」展の裏テーマは「博物館のようでもあり、遊園地のようでもある」です。
昔から「よく学び、よく遊べ」、つまり片方だけではいけない、両方しなさいと言うことわざがあります。このことばには、学ぶことと遊ぶことは相反することだと言う前提が含まれています。
しかし、優れたデザインは、遊びと学びが同時に得られるものを作り出すことができます。そのことは、佐藤雅彦さんの「ピタゴラスイッチ」や佐藤卓さんの「にほんごであそぼ」が教えてくれています。
私の目標は、大人も子供も「遊びながら学べる場所」をデザインすることでした。
そのために博物学者、医学者、エンジニア、デザイナー、アーティスト、建築家のみなさんの力を借りました。まだ2日目ですが、来場いただいた方の楽しそうな顔を見ることがなによりの喜びです。
(写真撮影:吉村昌也)