参、参上

Bones — yam @ 4月 16, 2009 9:15 pm

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参(まいる)の皆さんに会ったのは3年前のDesign Tideの会場でした。ウィルコムW-SIMの展示ブースに立っていた私に、「すぐ近くで展示をやっているので見に来て下さい」と声をかけてくれた礼儀正しい若者達がいたのです。

技術者集団のようでもあり、お笑いユニットのようでもある参の三人組が「骨」展に出品するのは、精緻なピアノの打弦機構を使った「失われた弦のためのパヴァーヌ」。以下はその作品の解説文から。芸達者な三人のトークも期待してください。(写真:吉村昌也)
これまでのあらすじ:

謎の骨格がほぼ完全な形で発掘された。殺到する考古学者、化石研究者、マスコミ。しかしそれがいったい何なのか、誰一人結論を出すことはできなかった。政府はどんな骨格からでもそれを復元することができると豪語する流しの復元屋、「参」に全てを託すのであった。

これからのあらすじ:

無理難題を勢いで引き受けてしまったものの全く光明が見出せない参の3人組は政府からの進捗確認にドキドキしつつ、手がかりを探し続ける。そんなある日、数日ぶりに開いた研究所のカーテンから朝日が差し込みその骨格を照らしだしたとき、全ての謎は解けたのであった。

1件のコメント »

  1. […] 「参(まいる)」の個性的な3人組が、6月13日土曜日に「骨」展会場でクリエイターズトーク「参の発掘調査報告会」を行います。 […]

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