坂井直樹さん、勝間和代さんの紹介ですごい数のアクセスが

Bones,Sketches — yam @ 4月 10, 2009 5:19 pm

sample_room_sketch

報告が遅くなりましたが、坂井直樹さん勝間和代さん、お二人のブログにここを取り上げて頂いてから飛躍的にアクセスが増えました。2日間ほど、Livedoor Readersの注目度ランキングのトップにいたそうです。

坂井さんとは、20年ほどのおつきあいになりますが、今は同じ大学の教官でもあります。新年度になって忙しさが倍増し、ますますお世話になりっぱなしです。研究室がいつも定員オーバーの大変な人気教授です。

勝間さんには、先日、雑誌の対談に指名頂いて久しぶりに直接お会いしました。明晰な分析とわかりやすい言説は相変わらずでしたが、多くのメディアで活躍されるようになって、本当に美しく輝いていらっしゃいます。

二つの有名ブログ経由で来ていただいた方々の期待に応えるのはとても難しいのですが、何とかがんばっていきたいと思います。

上のスケッチは、「骨」展の初期の企画段階で私が描いたものです。今回の展覧会は「標本室」と「実験室」に分かれています。「実験室」には参加してくれた作家達の新作が並んでいるのですが、標本室には過去にデザインされた工業製品の「骨」の実物が展示される予定です。スケッチは、博物館の恐竜の骨の展示室のようにたくさんの人工物の骨に囲まれたスペースをイメージして描きました。

誇大広告になるといけないので、はっきり申し上げますが、あくまでもイメージスケッチですので実際にはこんなに壮大にはなりません(スペースと予算の関係で、ヘリコプターの骨なんて全然無理)。それでも、うれしいことに、ある乗用車メーカーさんが最新のスポーツカーの骨を寄贈してくれました。他にも腕時計の骨、ロボットの骨、自転車の骨、家電製品の骨、歴史的な名作家具の骨などを、多くの企業の協力をいただいて展示することができるようになりました。それらを俯瞰するとによって、プロダクトデザインの骨格が浮かび上がってくることを期待しています。

1件のコメント »

  1. どうして日本人は「モノづくり」なのか?…

    モノづくりでは、細かい所にこだわる性質が活かされる。しかしそれがうまくいかないプロジェクトもあるだろうし、世界中すべての人がこのようなこだわりに価値を持つ訳ではない。…

    トラックバック by Keynotes — 4月 15, 2009 @ 6:06 pm

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