バンクーバー島で「日本」

Bones — yam @ September 29, 2009 5:59 pm

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朝からミーティングで、コーヒー飲みながら、時差ぼけの頭をなんとか回転させ始めていますが、大学に来てみると自室の鍵を持っていなかったり、なかなか現場復帰できてません。まだ頭の中は、バンクーバー島周辺の美しい島々が流れていますし。

骨休み最後の週は、ビクトリア郊外のブレントウッド湾に面したホテルに居ました。ここもソルトスプリング島のガンジスの港と同じようなひなびた漁港です。テラスレストランで、おいしい食事を頂きながら、ふと隣のテーブルを見たらこんなものが…。

巨匠榮久庵憲司氏の手になる名作ボトルが海外でも使われていることは喜ぶべきことなのでしょうが、あまりにも見慣れたものが白いテーブルクロスの上に乗った光景は、かなりインパクトがありました。

つい好奇心で、併設のスシ・バーにも行ってみました。

黒塗りのおしゃれなカウンターに座って、日本人の板前さんに「なんかおすすめのものありますか」と聞いたら、「そういう注文が一番困るんですよ。ここじゃ毎日新鮮なネタが入るわけじゃないですから」と本当に申し訳なさそうに、恥ずかしそうにされてしまいました。

なんかこちらが意地悪したみたいで、かえって恐縮していると、「サーモンはどうですか、サーモンだけはいいですよ」と板さん。サーモンかあ…って感じで、内心気が乗らなかったのですが、食べてみると驚くほど美味。

日本のサケより赤く、上質のマグロの赤身から血のにおいを少し抜いたような軽い味わい、サケ独特の油臭さもなく、おいしい赤身としていただきました。

その後も、生ガキと牛肉のたたき、サーモンとホウレンソウのロールなど、寿司らしいものは全く食べなかったのですが、それはそれで結構楽しめました。

日本人観光客であふれる有名なブッチャート庭園から、さらに車で10分ほど離れたさびれた港町での、ちょっと変形した日本文化との出会いでした。

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