芸大のキャンパスでドイツの美術解剖学の先生に会う

Bones — yam @ July 22, 2009 3:18 am

zoller

Manfred Zollerさんというドイツの美術解剖学の教授に会うために、久しぶりに上野の芸大へ行きました。招聘教授として滞在中の先生のお部屋で、3時間近く話し込んでしまいました。

芸大のキャンパスは、結構広い敷地であるにもかかわらず、それぞれの建物がひっそりと樹木の中にあって、こじんまりとした印象があります。整備されていない庭にも、適度なユルさがあって…こんなところで学びたかったなあと思えます。

先生の部屋は、土曜日だったので、冷房が止まっていました。

もちろんめちゃくちゃな暑さ。汗びっしょりになりながら、冷たい飲み物を頼りに「人体のエレメントとそれが作る空間」みたいな話をしました。これが冷房の止まった近代的なビルの中だったら絶対に耐えられない。でも、古びた壁やさびの付いた窓枠の中にいると、まあしょうがないかと思えるのです。多分周囲の森のおかげで少しは温度が低かったのかもしれませんが。

Zoller先生は、アーティストでもあり解剖学者でもあります。大学で医学を学んでから、美術学校に入り直したとか。すでに60を超えておられますが、何度も「未来について語りましょう」とおっしゃっていたのが印象的でした。

写真はZoller先生の授業課題として学生達が作った作品。解剖学にもとづいて生物の骨格構造を抽出した動く彫刻です。この課題が、ベルリンにあるthe School of Art and Design Berlin Weissensee という大学の一年生全員の必修科目になっているそうです。今度SFCでもやってみようかなー。

0 Comments »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URI

Leave a comment

Copyright(c)2017 山中俊治の「デザインの骨格」 All rights reserved. Powered by WordPress with Barecity