家具から生まれたコースター
こちらは、先に紹介した椅子と同じように、押し出し成形技術の特性を活かしてデザインしたテーブルの脚の接合部です。テーブルトップをガラスにして、「断面だけは自由にできる」ことから生まれたアルミパーツ達の、パズルのようなつながりが真上から見えるようにしました。
実はこの家具の脚(中央部分)を薄くスライスし、ひとつひとつ手で磨いて仕上げたコースターを「骨」展会場で販売しています。
もともとは2004年に毎日デザイン賞をいただいたときに、受賞パーティの記念品として作ったもの。そのときのためにグラフィックデザイナーの平野敬子さんがデザインしてくれた素敵な小箱に入っています。