走ることは跳ぶこと
慶應の私の研究室では、アスリート用義足のデザインを研究しています。今日は北区にある障害者スポーツセンターに、義足ランナーたちの練習を見に行きました。 (more…)
慶應の私の研究室では、アスリート用義足のデザインを研究しています。今日は北区にある障害者スポーツセンターに、義足ランナーたちの練習を見に行きました。 (more…)
形を描こうとしてはいけない。構造を描くことによって自然に形が生まれる。
Do not attempt to draw figures. Figures naturally appear when we create a sketch of the structure.
学生の頃に漫画ばかり描いていたと言う話をすると、「シローとかオートモみたいなマンガでしょ」と言われるのですが、実はスポコンでした。 (more…)
「骨」展の展示物のキャプションからふたつ。
家具の骨
良くデザインされた椅子は、すべての要素が人を支えるための構造であり、骨格とそれ以外の部分に分けることは難しいでしょう。しかしここでは、名作と言われる家具の座面や天板をはずして、構造体だけを展示してみました。 (more…)
21_21のサイトのトップが「骨」のロゴに変わりました。企画展「うつわ U-Tsu-Wa」が終了し、本日から撤収、その後はいよいよ「骨」展の設営と搬入です。今週と来週が正念場。「うつわ U-Tsu-Wa」は連日1000人を超える客の入りで、最後は大盛況だったそうです。プレッシャーだなー。 (more…)
私の仕事場の窓からは大きな樹が見えます。樹は根本が太くて上に行くに従って少しずつ枝分かれして細くなって行きます。あたりまえの光景のはずですが、つい見とれてしまいます。 (more…)
昨日は東京大学の総合研究博物館小石川分館を訪れました。かつては徳川幕府の薬園であった小石川植物園の日本庭園に面した重要文化財の美しい建物です。
この博物館は、東京大学に蓄積されていた学術標本や実験装置などを展示するために昔の建物を再利用したものです。ここの教授である西野嘉章先生は、各学部の研究施設を精力的に回って、まさに捨て去られようとしていた数多くの歴的な教材や研究のための機器を収集してこられました。昨日はご本人に案内していただいて、うれしいやら、恐縮するやら。 (more…)
すごいかっこいい骨を見つけたよと娘がurlを知らせてくれたのが、前田幸太郎という作家を知るきっかけでした。
2年前まで学生だった前田さんは、自我像というタイトルの骨の彫刻をたくさん作っています。私のオフィスを訪ねてきてくれたときに、なぜ自我像なの?と質問したら「自分の理想の身体なんです」と答えてくれました。 (more…)
先日、坂井直樹さんのお宅にお呼ばれしました。海辺の高層ビルにあって、眼下には立体的に交差する何種類もの交通機関が見えました。東京ってほんと未来都市。
坂井さんのホームパーティでは、いつもパーフェクトな時間を過ごさせていただきます。 (more…)
先日ここで、MacBook Airを分解して、ちゃんと機能するように元に戻した快挙を報告しましたが、いつもそうなるわけではありません。
私のオフィスには、アルベルトメダの名作「ローリングフレーム」の残骸(上の写真の床にあるもの)が転がっています。「骨」展の企画ミーティングの最中に、「ところで今座っているこの椅子は、どういう構造になっているのだろう」ということになり、分解大好きな万里子さんがマイスパナを取り出して挑んだものです。
で、結果は2ヶ月経ってもご覧のとおり。 (more…)
今日は栃木まで自動車の骨を見に行きました。「骨」展のためにメーカーさんが一台分の骨を寄贈してくれることになったのです。
業界では溶接でつないだだけで、部品の組付けや塗装をしていない車体をホワイトボディと言います。スチールの色ですから白くはないのですが、書き込み前のROMを白ロムなどというのと同じく、ホワイトという言葉をからっぽの意味で使うようです。マッハ号も実は無塗装?
初夏のような日差しを浴びて輝く銀色の骨には、正直魅せられました。一緒に行った関係者一同感嘆。この骨をベースに組み上がった車もかっこいいんですけどね。栃木という地名とこのいいかげんな絵で車種までわかる人はかなり通です。